
写真出典:株式会社ワンストップビジネスセンター「私たちの歩み」。
最初のお客様から、22年。
事業の始まりも、再出発も知る関係。
柳澤さんとの付き合いは、2004年にさかのぼります。当時、私たちが携わっていた家具・インテリアの輸入販売会社は、独立したばかりの柳澤さんの事務所にとって、最初のお客様でした。輸入事業を行う私たちにとって、国際税務にも強いことが、柳澤さんの事務所にお願いした理由でした。独立後、ベンチャー企業に強い関心を持っていた柳澤さんは、私たちの会社に取締役CFOとして参画しました。税務顧問にとどまらず、経営の一員として関わっていただいたところから、22年のお付き合いが続いています。
ご縁をつないだのは、共同創業者の安田です。安田と私は幼稚園からの幼なじみ。その安田の大学時代のゴルフサークルの一学年先輩が、柳澤さんでした。もう一人の共同創業者である八代も、当時のインテリア会社からの仲間です。柳澤さんの事務所のウェブサイトを、もともと制作したのも八代でした。
インテリア事業は成長しましたが、その後、厳しい時期を迎えました。次の事業を考えていた頃、安田と私が土日に使わせてもらっていたのが、柳澤さんの事務所の会議室です。GWだったかな?ご本人がいない会議室で、ホワイトボードを使って話し合う。その中で生まれたのが、バーチャルオフィスのアイデアでした。
在庫や大きな固定費を抱えず、起業する人に必要な機能を提供する。その発想を形にしたのが、2010年に始めたワンストップビジネスセンターです。柳澤さんの事務所は、私たちにとって次の一歩を考えた場所でもあります。
会社の将来を考える相談から、
M&Aによる引き継ぎへ。
2019年6月からは、柳澤総合研究所にコンサルティングをお願いしてきました。会社の組織をどう整えるか、海外にどう展開するか、将来どのような形で事業を引き継ぐか。M&Aだけに限らず、会社のこれからを幅広く相談する関係です。
柳澤さんは、私たちが何を考えて事業を始め、どんな経験をしてきたかを知っています。現在の数字や条件だけでなく、その背景から話ができることは、長く付き合ってきたからこその良さだと思います。
今回、私が経営の第一線を退くにあたっても、M&Aの支援をお願いしました。そして、2026年10月30日付で安田と柳澤さんが代表取締役に就任し、二人で経営を担う体制となりました。私はファウンダーとして、引き続き会社に関わっていきます。
スタッフの皆さん、日頃お世話になっているお取引先の皆様、そしてサービスをご利用くださっているお客様の中には、柳澤さんとはまだ接点のない方もいらっしゃると思います。柳澤さんは、私たちが最初の事業に取り組んでいた頃から関わり、ワンストップビジネスセンターが生まれた経緯も知る、長年の仲間です。今回の引き継ぎは、事業の歩みと創業時の思いを知る二人に、これからの経営を託すものです。皆様と築いてきた関係を大切にしながら、起業する人を支えるサービスをさらに育てていってほしいと考えています。
起業家を支える事業を、次の成長へ。
新しい体制では、柳澤さんは財務・経営企画に加え、経営全般に携わります。特に安田とともに、提携先の開拓や新しいお客様との接点づくりに加え、すでにサービスをご利用いただいているお客様に、さらに付加価値を提供する新サービスの開発にも取り組んでいきます。
シンガポールへの出店など、海外展開も視野に入れています。これまで日本で積み重ねてきた、起業する人の最初の一歩を支える仕事を、これからどう広げていくか。会社の歩みを知る二人が、その先を考えてくれることを期待しています。
2004年に同じ事業に関わったところから始まり、再出発、事業の成長、そして今回の引き継ぎへ。形は変わっても、長年の関係が次の挑戦につながっていく。私にとって、今回の承継にはそういう意味もあります。
土本真也様 プロフィール
株式会社ワンストップビジネスセンター創業者
1976年、岐阜県生まれ。家具・建築金物メーカー、貿易商社などを経て、家具・インテリア事業に携わる。2009年に現在の株式会社ワンストップビジネスセンターを設立し、2010年にバーチャルオフィス事業を開始。自身の起業経験をもとに、起業家や小規模事業者の活動を支えるサービスを展開してきた。

